ホーム選びの注意点

老人ホーム安心マニュアル



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1-7.要注意の有料老人ホーム

有料老人ホームの数が増え、高齢化社会の需要に応じようとする傾向は好ましいといえます。しかし、その反面、入居してみたら思っていたのと違っていた、といったトラブルが後を絶ちません。パンフレットなどに記載されている情報と実態との食い違いが原因です。完全に希望と一致する老人ホームを見つけるのは難しいかもしれません。

しかし、逆に「こんな有料老人ホームは、優秀なホームである可能性が極めて低い」という点を幾つか挙げてみると参考になるかもしれません。

ここでは有料老人ホーム選びの注意点について解説します。

【有料老人ホームの届出をしていない老人ホーム】
「有料老人ホームを設置するものは、あらかじめその施設を設置しようとする地の都道府県知事に届け出なければならない」(老人福祉法)となっています。にもかからわず、この届出を怠っている施設「類似施設」が全国に数多くあります。届け出がなされ、必要な報告や調査がなされているということは、その老人ホームが一定の基準を満たしているということで、ひとまず安心できるといえます。



    【表記の具体性が欠けている老人ホーム】
    「アットホームな雰囲気です」「親切なスタッフ」といった、当たり障りのない表現ではなく、具体的に何人の介護スタッフがいる、資格の有無、など、情報は具体的に明記されていることを必ず確認しましょう。「終身介護」「緊急時の対応」と言う場合に、それは具体的に何をするのか、を明記し、それが基本的な管理費に含まれるのかどうか、追加の費用が必要となるかの確認もするべきです。

    【体験入居制度がない老人ホーム】
    老人ホームを選択する前には、実際に自分で見学し体験入居することで、思ってもみなかった実態に気づくことがあります。
    夜間の介護体制など、昼間には見えなかった点も見えてきます。食事も実際に食べてみることが必要です。その機会を与えない老人ホームは避けたほうが無難です。